Culture talk 03

全世代に根ざす
“パートナーシップ”
への想い

強固なパートナーシップを軸にして事業活動を行うダイワボウグループ。
そこで働く社員のパートナーシップへの想いとは? 3人の社員に語ってもらいました。

Profile

ダイワボウホールディングス株式会社
財務管理室
1986年新卒入社

T.K

DISに入社し、35年にわたり営業部門に所属。佐賀、福岡、大阪の支店にて、営業または営業サポートに従事する。2021年よりホールディングスに転籍し、グループ各社の経営数字の取りまとめ、投資家への情報開示などを担っている。

株式会社オーエム製作所
経営企画管理部 企画管理課
2021年キャリア入社

K.K

入社後、オーエム製作所・オーエム機械における給与計算を中心とした労務業務に従事。2022年より採用業務を担当し、採用サイトの立ち上げを担当する。現在、オーエム機械の採用主担当として採用業務を担っている。

ダイワボウ情報システム株式会社
キャリア・コミュニケーション営業部
2006年新卒入社

T.Y

入社後、営業として7年間、大手Slerを担当。その後、販売推進本部にてエンタープライズ製品の販売推進・仕入を担当する。2023年4月より新設された現部署に配属され、現在、国内大手キャリア企業の近畿エリアを担当している。

パートナーシップの重要性について

T.Y

私が所属しているダイワボウ情報システム(DIS)は、ITディストリビューターとして国内外1,400社のメーカーさま、サプライヤーさま、1万9,000社の販売パートナーさまと連携し、そこで強い“パートナーシップ”を発揮することで、お客さまに他にはない高い価値を提供しています。ですから、こうしたパートナーさまの存在がなければ、当社は成り立たないといっても過言ではないと思っています。

T.K

そうですね。それに加えて、入社後、35年にわたってDISの営業部門に所属し、佐賀、福岡、大阪の拠点で働くなかで私が感じていたのは、“地域密着”の強さです。各地域の販売パートナーさまに「何かあれば、DISに」と思っていただいていますし、私たちもその期待に100%応えていく努力をしていく。そうしたパートナーシップが当グループの日常の活動のなかにしっかり根づいていますね。

K.K

オーエム製作所グループにとっても、パートナーさまは欠かせない大事な存在です。工場に常駐する業者の皆さんをはじめ、素材メーカー、加工業者、購入品メーカー、商社、ユニット組付け業者、さらには販売パートナーまで、非常に幅広い、数多くのパートナーさまとともに製品をつくり上げ、ユーザー企業に提供してきましたし、これからもともに発展し続けていく。それが私たちのパートナーシップのあり方です。

T.Y

パートナーシップこそが私たちの日常業務の重要な軸ですね。DISではお客さまへの最適な提案を実現するために、それこそ “パートナーシップ発揮”を1分1秒意識しています。例えば、大学法人のお客さまから、新入学生向けのパソコンの導入のお話をいただいた際も、「どんなスペックがいいか」「導入後、学生がすぐ使えるようにしてあげるにはどんなソリューションが必要か」「入学のタイミングに合わせた、生産からお届けまでの最適な方法は何か?」などなど、事前にあらゆるパートナー企業さまと協働します。ここまでパートナーシップを効果的に発揮し、機動的に動けるITディストリビューターはなかなかないと自信を持って言えます。

K.K

オーエム製作所がつくる工作機械は、お客さまごとに異なるオーダーメイド製品があり、それぞれのお客さまの仕様によって、特殊な板金が必要で、曲げたり、難しい溶接をしたり……非常に手間がかかることなのですが、パートナー企業さまたちがそこを頑張って納めてくれるからこそ、厳しい納期にも対応できます。それが可能なのは、長年にわたって築いてきたパートナー企業さまとの信頼関係があるからこそ。「オーエムのために納期を厳守し、かつ高品質の製品を納入する」という想いを持ってくださっているパートナーさまが多いのを肌で感じています。

パートナーシップを大事にする、独自の風土とは?

T.Y

DISは、北海道から沖縄まで96の販売拠点、全国をカバーする物流センター網を有しています。また、マルチベンダーとして世界中の約260万アイテムのIT商品を扱うなかで、市場状況、商品情報、トレンドなどビジネスに必要な最新情報を全国の拠点で地域差なく共有し、お客さまにタイムリーに提供することに取り組んでいます。それをメーカーさま、サプライヤーさま、販売パートナーさまが認めてくれていて、当社を有益なパートナーとして見てくれているのではないかと思います。

T.K

地方の支店に所属していた時に感じていたのは、DISはお客さまやパートナー企業さまにとって本当に身近な存在なのだということです。クレームがあれば、すぐに出かけていきますし、例えば、ITに不慣れな元文具屋さんの販売パートナーさまに対しては、最初のIT機器販売ビジネスの立ち上げのフォローまで行いました。そのようにいつも近くにいて、きめ細かく対応していく風土があります。

T.Y

同感です。例えば、外資系のメーカーさまがイベントを開催する際は、なかなか人を集められないケースが多々あります。そんな時、当社は積極的に集客に協力させていただきます。そのメーカーの製品が良いものであれば、その後の販売にもつながるので当社としてもメリットがあります。

K.K

工作機械業界はかなり浮き沈みの激しい業界です。そのなかで苦楽をともにしてきたパートナー企業さまは、当社を大切な存在だと思ってくれていますし、当社もパートナー企業さまを大切に思っています。特に不況期はともに耐えて、業界が水面浮上するのを待つということもあり、当グループが製品の納入先の業界を新たに開拓して、その新たな業界に向けて一緒に戦略を考えてアプローチするなど、いわば、同じ目標に向けて頑張る仲間といった感じです。

T.K

お客さまやパートナー企業さまとの強固なパートナーシップを維持できる理由は、風通しの良い社内の風土にもあります。地方の支店は個々の横のつながりが強くて、悩みごとや困りごとはすぐに相談する雰囲気です。また、支店内だけでなく、本社との情報共有も密に行っているのも強み。そこでお客さま・パートナー企業さまの課題を共有し解決できるから、その結果としてお客さま・パートナー企業さまへのより良い提案やソリューションにもつなげることができているのだと思います。

未来に向けた想いと、学生の方へのエール

T.K

現在のDISの課題は、分業体制が推進されるなか、全体を把握することが少し難しくなってきていること。そのため社内体制の把握と連携を強める必要があり、また、各部門と支店それぞれで情報をつかみにいくという意識を高めなければと感じています。

T.Y

社内はもちろん、社外とのコミュニケーションを増やしていくことも重要ですね。また、パートナーシップによる競争優位性を追求していくなか、技術力、提案力のさらなる強化、そして最高品質エンジニア集団の育成、新たなビジネスの創出を目指していく必要があると思っています。

K.K

特に地方では後継者不足による事業承継の難しさが社会的課題になっています。そんななか、当社グループがサポートすることで、これからもパートナー企業さまに技術継承をしっかりしていただきたいと思っています。そしてその技術を当社がつないでいくことで人や社会に向けて価値を創出し、未来へとつないでいけたらと考えています。

T.Y

DISはマルチベンダーですから、お客さまの課題の解決に向けた提案パターンに制限はありません。DISに合う人とは、そのなかからベストと思うパターンを自身が楽しみながら取り組める人だと思います。また、販売だけでなく、仕入・販売推進・一般事務・物流関係などさまざまなポジションがあり、さまざまなキャリアアップの選択肢があるのもDISの魅力。時代の変化を楽しみつつ、自分のキャリアを高めていきたい方にぜひ興味を持っていただきたいです。

T.K

IT業界は日々変化があり、DISでも配属される部署によってそれまでとは違う新しい知識・スキルが求められることも。そういう変化を楽しめる方にとってはすごく楽しい会社だと思います。また、地方の拠点がたくさんありますので、新しい土地に暮らすことや旅が好きな人もぜひ(笑)。

K.K

ダイワボウグループは、事業を通して付加価値の創造・より良い社会や未来へ“つなぐ”ことに重きを置いて活動しています。それを達成するためには働く一人ひとりが「目的意識を持ち、最後までやり遂げる方」である必要があると思っていますし、そのような方と働きたいと思っています。採用面接では自己アピールとともに、「当社に入社して自分がどうなりたいか」「会社がどう変化して、どう社会に貢献していくか」など、会社の未来のお話をしていただきたいですね。もちろん、それが合っているか間違っているかは関係ありません。未来に向けての想いを持っている方と会いたいなと思っています。