Culture talk 02

中堅社員たちが語る、
成長を促す独自の風土

ダイワボウグループで働く社員はどのような環境のもと成長していくのか。
入社以来、さまざまな経験を経て自らの成長を実感している3人の社員に語ってもらいました。

Profile

ダイワボウ情報システム株式会社
中央大阪営業部 中央大阪第1支店
2017年新卒入社

A.Y

入社後、Sler販売店を多くパートナーに持つ支店に配属、2年目に、メーカー系販売店をパートナーに持つ現部署へ異動となる。若手時代は先輩の指導のもと顧客対応を行い、現在は後輩指導と並行して顧客対応に取り組んでいる。

株式会社オーエム製作所
営業部 営業第一課 播磨営業所
2012年キャリア入社

Y.N

キャリア採用で入社後、広島、大阪をメインに、滋賀、岡山、山口、九州エリアの営業活動に従事。2023年より播磨営業所の副所長を務め、若手の教育および、課員とともに兵庫地区西部エリア、鳥取、島根の営業を担当している。

ダイワボウホールディングス株式会社
経営戦略室 IR推進グループ
2005年新卒入社

K.H

DISに新卒で入社後、四日市支店、中部営業推進グループなどで営業活動に従事。2023年にダイワボウホールディングスに転籍し、現在はIR担当として主に機関投資家へ向けて投資判断に資する情報の提供を行っている。

ここだから得られた成長と、その機会について

A.Y

自身の成長の糧になったのは、入社2年目に、それまでどんなことを経験し学んだのか、論文を書いてプレゼン発表する進級試験。論文をまとめるのには非常に苦労しましたが、自分が積み上げてきた経験・スキルの棚卸しの機会になりました。また、プレゼン発表は全国の総合職が集まる場でもあり、みんなの経験を知るいい機会に。「同期に比べて自分はここが負けている」などと思うなど、自身を鼓舞できました。

K.H

2年目の進級試験を経て、営業として独り立ちをしていき、営業としての自分のやり方を確立できてくるのは大体入社5年目くらいですよね。

A.Y

そうですね。私が営業として一人前になれたと思えたのは入社5年目くらい。支店の中でも重要顧客をメインで任せていただけるようになり、巨額の大型案件をひとりで完遂できるようになった頃からでした。また、先輩たちから指導していただく立場から、自分が後輩を教える立場にもなり、ようやく認められるようになったと実感しました。

K.H

私もちょうどその頃、お客さまに合った商品の展開方法を提案し、それをお客さまのビジネスに組み込んでいただき、毎月ご購入いただくというような“仕組み化”をすることができ、うれしかったのを覚えています。

Y.N

キャリア採用の私の今のベースになっているのは、入社後3か月間の工場研修です。オーエム製作所でつくっている機械は奥が深くて、正直、その間に学び切れるものではありませんでしたが……。工場の方々との人間関係を築けたのは大きな収穫でした。その後は実践を通じて営業を学んでいき、自身のターニングポイントとなったのは、それまでとは段違いの仕事量を抱えることになった3年目です。自分にとってはオーバーフロー気味でしたが、なんとか仕事のやり方を試行錯誤して乗り切ることができて、それ以降は余裕を持って仕事に取り組むことができています。

K.H

自分にとって負荷がかかる仕事に取り組むことで大きく成長できるというのはありますよね。私の場合は1年間という短期間で約60か所の小・中学校に1人1台のパソコンを導入していくという大仕事を手がけたことが自身のターニングポイントとなりました。スムーズに導入するために、メーカーさまと各地場のパートナーさま、さらに教育委員会とどうコミュニケーションをとるか……。非常に大変でしたが、一方で手応えがあり、面白さも感じていました。

成長を続け、自らの個性が活かせる風土

Y.N

成長を続けるために大事なのは、自分で考え抜いて仕事の終着点へのストーリーを描き、それをやり遂げることです。そのなかで窮地に立った時は必ず、先輩や上司が手を差し伸べてくれる風土があります。仕事量が多く自分のなかで大変だった3年目の時も先輩や上司に声をかけてもらい、サポートもしてもらいました。

K.H

DISで営業活動をしていると新しい情報がどんどん入ってきて、ともすると情報過多に。そのなかでは自分なりの情報の取り方をして、お客さまや社内にアウトプットし続けていくことが大事だと思います。

A.Y

同感です。それに加えて、経済の動きにもアンテナを張って、それをちゃんとビジネスにつなげていくことも重要だなと感じています。

K.H

社内イントラでさまざまなメーカー関連情報が発信されているし、さらに込み入った内容は営業部単位で落とし込みをして情報共有しているから、それが大いに助けになりますね。

A.Y

同僚から得る情報は貴重です。例えば、特定のカテゴリーに強い営業担当から、「こういう製品があるから、○○なお客さまにどんどん提案していいと思います」などという話をもらい、実際に展開していくことも多々あります。

Y.N

営業担当が成長を続けるために大事なことがもう一つあって、それは客先へ自分を売り込むことだと思っています。“自分”を形づくる個性は人それぞれ違いますが、その個性を自分の強みとして認知してもらい、お客さまが困った時に営業担当の顔を思い浮かべてもらえるようになれば、それが成果にもつながります。その重要性を会社が理解しているからこそ、ここには多様な個性が活かせる風土があるのだと思います。

A.Y

確かに。「DISだから買うよ」というより、「A.Yさんだから買うよ」と言われた方がうれしいです。そうしたなか、お客さまと仲良くなって一緒に飲み会やスポーツ観戦をしたりしつつ、ビジネスも一緒にやっていきましょうという関係性になることも多いですね。

K.H

私もDIS時代のお客さまとは今でもつながりがあります。お客さまは本当に多種多様で、キャラの濃い方ばかりで(笑)。つながっていくと、いろんなご意見を聞けたり、考え方を教えてもらえて、さらに、それらの情報を集約して一つのものにまとめあげた案件に取り組むことが面白かったりします。

Y.N

話は少し変わりますが、福利厚生制度が整っていることも安心して働き続けられる大きな要因ですね。

A.Y

それはもちろん。私は今、大阪市内の梅田や難波へのアクセスも良好な立地の独身寮に住んでいて、経済的に助かっています。

K.H

私も同級生に聞いても、当グループの福利厚生制度は他社と比べて手厚い内容になっていると思います。

会社の成長に向けて、これから挑戦したいこと

K.H

日本全国のお客さまへIT技術を取り入れた製品・サービスを、また、あらゆる産業へ生産設備・技術サービスを提供していくことで、人材不足をはじめ日本の社会課題を解決する会社として成長し続けていく。それが、私が考える未来図。そのためにダイワボウホールディングスのIR担当として、機関投資家の皆さまにより一層、当グループへの関心と理解を深めていただけるよう取り組んでいこうと考えています。

Y.N

自分がこれまでやってきたことは間違っていないと思うので、その信念を後輩たちに伝えていけたらと思っています。その上で、各社の連携によるシナジーを発揮しつつ、個々が自分で考えて行動できるグループにしていきたいですね。

A.Y

私は女性の営業担当がより一層働きやすい会社にしていきたいです。昨今、女性の総合職採用は増えてきていますが、全体から見るとまだまだ少ないのが現状。今後、年齢問わずコミュニケーションを図っていくなかで、働き方についての意見をどしどし出していきたいと思っています。

K.H

いいですね。男女関係なく、ますます働きやすい環境になっていくのは大歓迎です。

A.Y

現状でも、明るくて、人と話すのが好きな人ならどなたでも働きやすいと思います。専門知識がないから心配という学生さんがよくいますが、研修も勉強会もたくさんあるし、上司や先輩に相談もできるのでどうにかなります(笑)。

K.H

いろんな立場や年齢の方々とたくさん出会いたい人は、ダイワボウグループにぜひ来てほしいです。

Y.N

オーエム製作所は知る人ぞ知るメーカーであり、特に「中大型立旋盤」では国内シェアのNo.1。超大手重工業系の会社とも取引があり、飛行機や発電タービンなど大きなものに関われたりという役得もあります。当社の機械がなければ、「飛行機やロケットが飛ばない」「発電ができない」など、社会インフラに大きく貢献していることが感じられる仕事なので、ぜひ興味を持ってほしいです。

A.Y

当社のパートナーさまのなかには100年以上の歴史を持つ会社もあり、その会社のミュージアムを訪ねると、今では誰もが当たり前に使っている製品の誕生秘話などを知ることができるのがすごく楽しいです。また、そこで得た情報を、お客さまへの提案の際に織り込むと、コミュニケーションがより円滑にできたりするのも面白いですね。

K.H

グループ各社それぞれ、魅力あるポイントがいろいろあります。その魅力をいかに世の中に伝えていけるか。それが、IR担当として私が取り組むべきことだと思っています。

A.Y

一方、より良い働き方、社会へのより良い価値の提供を通して、さらに魅力あるグループへと成長させていくことが、私たちの使命。そう肝に銘じています。